いま起きている症状が全般性不安障害かどうかの診断基準には、米国精神医学会編「DSM-W 精神疾患の分類と診断の手引」が参考になります。次の症状が自覚される方は医師の診断をお進めします。
1)仕事や学業などの多数の出来事または活動について、過剰な不安と心配がある。しかし、その原因は特定されたものではない。
2)不安や心配を感じている状態が6ヶ月以上続いており、不安や心配がない日よりある日のほうが多い。
3)不安や心配をコントロールすることが難しいと感じている。
4)不安や心配は、次の症状のうち3つ以上の症状を伴っている。
・そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
・疲れやすい
・集中できない、心が空白になってしまう
・刺激に対して過敏に反応してしまう
・頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
・眠れない又は熟睡した感じがない
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