HOME  
体がおかしい 行動がおかしい 耳・鼻・口がおかしい 子猫・老猫
 
 




猫の病気〜症状から調べる
 
  猫の病気〜症状から調べる
 
頭をふる、かたむける
 

 猫が頭をふる動作をするときは、耳に何か異物が入っている。または、耳の病気にかかっています。また、頭をふったりかたむけたりしている場合には、脳の障害が考えられます。


 猫がくりかえし頭をふっている場合、外耳炎や耳ダニの寄生、耳の中に小さな虫などが入りこんでいるなどが考えられます。そのままにしておくと聴覚障害につながることもあります。

 また、頭をふりながら、同時に歩き方もふらついているときには、脳の病気が考えられます。

 たとえば、体のバランスをつかさどる内耳の前庭の部分に異常がおきると、さかんに頭をふる、首をかたむける、1つの場所をぐるぐる回るなどの行動をとるようになります。そのほかに脳腫瘍や脳炎の可能性もあります。


 不安を感じたらすぐに動物病院につれて行くようにしてください。

 

猫の病気〜症状から調べる

関連する症状
 
歩くとよろける
 
歩き方がおかしかったり、足を引きずったりしていたら、まず、事故などによる骨折や脱臼がないかどうかをチェックします。そのほか、寄生虫の病気や、感染症などが原因となっていることもあります。


 猫が足を引きずっていたり、3本の足だけで歩いているようなら、骨折や脱臼、神経の損傷などが考えられます。見た目でわからないときには、手で優しくさわってみて、猫が痛がるかどうかをみます。

 猫はケガをすると、ケガの部分をよくなめます。一ヶ所だけをよくなめているようなら要注意です。

 また、爪が伸びすぎると、足の裏にくいこんで出血させてしまい、歩き方がぎこちなくなることがあります。その場合は止血剤で出血を止めて、消毒をします。

 全身がふらふらとしていて、歩き方がおぼつかないときは、体の衰弱や神経の異常、薬品などによる中毒などが考えられますので、急いで病院につれていく必要があります。


歩き方による病気の可能性
片足をひきずる
 急に片足を引きずるようになった場合は、骨折や脱臼が考えられます。高いところからの落下や交通事故などが原因です。


ふらふら歩く
 脳や神経の病気が考えられます。子猫のときに、このような歩き方が見られた場合には先天的な脳障害の可能性があります。


ぎくしゃくと歩く
 腰をかばうように、ぎくしゃくと歩いていたら、腰や股関節に障害がある可能性があります。


下半身を引きずる
下半身を引きずりながら、前足だけで前進しようとする場合は、脊髄を損傷していたり、椎間板ヘルニアになっている可能性があります。